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3月19日「釣釜で一足早い春を感じよう🌸」茶会にご参加いただきまして

誠にありがとうございます。

3席で9名のお客様にお越しいただきました😊

お茶会を楽しみにしてくださっている方が多く本当にありがたいです👏

 

現在、ロシアによるウクライナ侵攻、東北における地震被害で

胸を痛める日々が続いています・・・。

今回は石川県小松市にある「行松旭松堂」さんのウクライナ支援菓子を主菓子に

「雪が溶けて早く春が来ますように✨」

「困難を乗り越え早く春が来ますように✨」

思いを込めてお茶会をさせていただきました。

 

釣釜とは

天井にある「釜蛭釘(かまひるくぎ)」に鎖をつけて、釜を吊るします。

裏千家では釣釜は3月から4月中旬頃に行います。

風は吹いていませんがかすかに釜が揺れます。

そのかすかに揺れている釜に春の風情を感じることができます。

待合 扇面「在眼前」

「在眼前」 がんぜんにある

今という瞬間をしっかり大事に生きていきたいものです。

床 色紙「桃花笑春風」

「桃花笑春風(とうか しゅんぷうに えむ)」

桃花笑春風の全文

桃花笑春風は

唐代の詩人 崔護(さいご) の漢詩の一部だそうです。

  去年今日此門中 

     去年の今日 此の門の中

  人面桃花相映紅 

     人面(じんめん) 桃花(とうか) 相映(あいえい)じて紅(くれない)なり

  人面不知何処去

     人面(にんめん) 何処(いずこ)に在るを知らざるも

  桃花依旧笑春風

     桃花(とうか) 旧(きゅう)に依って春風に笑む

漢詩の訳

去年の今日、この門の中で

あの人の顔と桃の花が、共に紅く映えていた

去年そこにいた桃花のようだったあの人はどこにいってしまったのかわからないが

桃の花は去年と変わらず、春風の中咲きほころんでいる

 

無常感をあわらしている詩のようです。

桃花笑春風とは

・桃の花が春風に揺られて微笑んでいるように咲いている

・人の世は変わっても花は変わらず同じように咲いている

・一生懸命生きていれば春は必ずやってくる

のように使われるようです☝️

勉強になりました📖

設え

久しぶりに炭を使ってみました😊

うまく火が起こらず💦まだまだ勉強が必要です😁

主菓子:「祈り」 行松旭松堂製

ウクライナ支援菓子「祈り」✨

ウクライナの国旗、青と黄色で表現されています🇺🇦

中は桜あん🌸

とっても上品で爽やかな、春を感じるお菓子です。

売上の8割が募金されるようです。

このような形で関わらせていただけるのは大変ありがたいです👏

干菓子:「つくし・蝶」 六花亭製

抹茶:「若き白」 一保堂詰

一保堂さんのお茶は他にもありますよ☝️

着物好きが参加してくれました💕

着物を着る機会、場所がなくて・・・😢

という方が着物を着て参加してくれています✨

ほか2名の方がお着物でお越しくださいました✨

毎回楽しみに来てくださっているので嬉しいです✨

写真

細富士釜を少し見せたくてちょっと高くしたら、高すぎた💦

などいろいろ改善点ありますが、

皆様楽しんでいただけたようです😊

 

これからも少しずつ成長していけたらと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします👏

お茶会にご参加いただきまして誠にありがとうございます✨

 

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