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年が明けて早3日。

皆様いかがお過ごしでしょうか❓

お正月に振袖を着てふと思いましたが、1月のイベントといえば『成人式』ですね✨

札幌では1月9日に成人式が行われるようです🗓

成人される皆様、おめでとうございます🎉✨

 

最近は成人式の振袖・帯などはレンタル、着物小物セット付き、振袖姿の前撮り、

当日の着付がセットになっているものが多いようです👀

レンタルすると全てがセットになっているので、各自で用意するのはそれほどありませんが、

自宅に振袖や着物があるけど何が必要かわからない💦

と一歩踏み出せずにいる方はいませんか❓

そこで今回は着付けに必要なものを身につける順番に紹介していきます✨

和装下着・肌着

和装ブラ

洋服を着るときはメリハリがあるとスタイルがよく見えますね👗

しかし、着物は洋服と違って直線的に縫われているため

メリハリがあるとシワや着崩れの原因になってしまいます⚠️

そのため、洋服の時につけるメリハリを作るブラジャーではなく、

なるべく平坦にする『和装ブラ』を身につけた方がよいでしょう☝️

ポイント☝️

着物を着るなら「和装ブラ」が最適☝️

肌着

肌着には大きく分けて2種類あります。

① 肌襦袢+裾除け

上半身に羽織る「肌襦袢」と腰に巻く「裾除け」に分かれています。

肌襦袢の素材として綿やガーゼなどがあります。

・綿:吸水性に優れていて、さらっとした肌触りです。

・ガーゼ:肌触りが柔らかいですが、保温性があるため少し暑く感じます。

     そのため少し気温の低い「袷」の季節がおすすめです!

裾除けは足捌き(歩きやすく)をよくするために、滑りの良い素材「キュプラ」が

使われていることが多いです。

また、腰の部分にさらしが使われているため、腹部を引き締めて補正にも適しています💡

裾除けもよいですが、わたしは「ステテコ」が大好きです💕

夏場は内腿の汗を吸収してくれますので快適です✨

冬場は足元からスースーしてくるためステテコを履いていると少し暖かいです!

ステテコを選ぶときは股上が深いと腰ベルトにひっかかりますので、

股上が浅いものを選ぶと良いでしょう☝️

② スリップタイプ

肌襦袢と裾除けを一体化した「スリップタイプ」の肌着があります。

羽織って紐で固定するのでとても便利です☝️

上から下まで綿のもの、上半身は綿で下半身がキュプラになっているものがあります。

足捌きをよくするためには、下半身は滑りの良い素材「キュプラ」がおすすめです✨

ポイント☝️

肌着は好みですが、慣れないうちは一体型になっているスリップが使いやすいと思います。

足袋

着崩れを防ぐために足袋を履いてから着付けをしましょう。

白が一般的ですが、普段使いなら柄足袋も可愛いです💕

足袋の素材

表地

① 綿:通常の素材。伸縮性はありません。

洗うと少し縮むのでほんの少し大きめの足袋でも大丈夫👍

② ポリエステル

③ ナイロン:伸縮性があるため、履きやすくフィットしやすいです。

裏地

① 綿

② ポリエステル

*茶道で畳の上を歩くときは底が「綿」のタイプを選びましょう!

「綿」と「ポリエステル」では畳の上を歩いた時の音が違います☝️

ポイント☝️

白を一足持っていると便利でしょう。お遊びで出かけるときは「たびっくす(足袋の形をした靴下)」もお勧めです。

補正用タオル・補正グッズ

体の凹凸をなくすためタオルや補正グッスを使います。

体型にもよりますが、タオル2〜4枚、

背中から臀部にかけてのくぼみを補正するため、「腰パッド」があると便利だと思います。

*腰パッドにも大小があります☝️

*体型によって補正の仕方は変わってきますので、必ずしも腰パッドが合うとは限りません⚠️

長襦袢

長襦袢とは着物の下に着る下着のようなもので、

洋服で言うならスリップのようなものでしょうか。

着物や帯がご自宅にあるようであれば、長襦袢もおそらくあるでしょう。

長襦袢は下のようなものです。

正絹、ポリエステルがあります。

ネットで販売している既製品は規格が決まっています。

最初はお手頃なものも良いですが、慣れてきたら反物からマイサイズの長襦袢を作ると

体にフィットして着心地が良いと思います☝️

最近ポリエステルの反物も可愛い柄が増えていますね!

ポイント☝️

マイサイズの長襦袢は体にフィットします。着物慣れてきたら、

反物から作ってみましょう❗️

半衿(はんえり)

半衿とは長襦袢の衿につける布のことです。

半衿の役割

下の写真のように、肌に密着している部分になり、首回りの汗、皮脂を吸収してくれます!

これがあることで着物が汚れないようになっています。

これが結構汚れるのです💦

でも大丈夫です‼️汚れた半衿はとりはずして洗うことができます✨

汚れがひどくなると落ちにくくなりますので、なるべく早めに交換しましょう☝️

とは言うものの、半衿の付け方がわからないと外すのが怖いですよ💦

次回、半衿の付け方をご紹介します✨

半衿の素材や柄

半衿の素材には

・正絹

・ポリエステル   があり、

柄としては

・一般的な白

・柄物

・刺繍されたもの    があります。

茶道では白の半襟を使いますが、普段は可愛らしい半衿をつけておしゃれをしたいですね💕

そして振袖に合わせるなら華やかな刺繍半衿をあわせたいですね✨

とにかくたくさんの種類があります❗️自分の好みを探してみてください!

衿芯

衿の形をキープするために「衿芯」というものを入れます。

長襦袢につけた半衿の内側に入れます。

形がいろいろあります。

紐1本、伊達締め(だてじめ)1本

長襦袢を固定するために紐1本、伊達締めを使います。

紐の種類

紐には布のほかにゴムベルトや両サイドにクリップがついているコーリンベルトがあります。

① モスリン(布)

② ゴムベルト

ゴムベルトは伸縮性があるため、動きに応じて伸縮するため胸郭の周辺で使うには

ゴムベルトがお勧めです。

③ コーリンベルト

ゴムの両サイドにクリップがついていて、衿がずれないように固定する役割があります。

肌に近いところでプラスチックがあると、肋骨にあたって痛みにつながる可能性があるため

肌に近い長襦袢より、着物に使うとよいかもしれません。

ポイント☝️

胸郭の近くで使うときは伸縮性のあるゴムベルトがお勧め☝️

伊達締めとは

紐で固定し、さらに幅の広い伊達締めを使うことで衿の固定力を高めて着崩れを防ぎます。

伊達締めの種類

① ポリエステル

サイドにギャザーが付いていて伸縮性があるものは、体にフィットしやすいです。

② ゴム

マジックテープで止めるタイプのため簡単に利用できます。

③ 正絹

とくに博多織は締まりやすく、ずれにくく、しっかりと固定してくれます❗️

博多織も柄がたくさんできています。

見えないところですが、おしゃれしたいですね。

着物

振袖、着物なんでも大丈夫です。

着物には「格」があります。

が、最初は細かいことは気にしないで、着たい着物を着るところからはじめましょう✨

紐2本、伊達締め(だてじめ)1本

着物を着たときには紐2本と伊達締め1本が必要となります。

紐の使う場所

① 紐1本は腰に使います。裾上げして着物の下線を決めたときに腰骨の上、

またはウエストで紐を縛ります。

腰に使う紐は着物の裾線を維持するためにとっても重要な紐になります❗️

なのでモスリンなどの伸縮性のない紐をお勧めします☝️

② もう1本は衿元を固定するために使います。

胸元は伸縮性のあるゴムベルトがお勧めです☝️

伊達締めは長襦袢と同様、衿を固定するために使います。

*種類に関しては上部の「紐1本、伊達締め1本」をご参照ください📖

ポイント☝️

胸郭の近くで使うときは伸縮性のあるゴムベルトがお勧め☝️

腰の紐は伸縮性のないモスリンがお勧めです☝️

帯には名古屋帯(八寸帯、九寸帯)、袋帯の2種類があり、

着物同様「格」があります。

あまりにフォーマルな帯をカジュアルな着物に合わせるのはおかしくなりますが、

まずは好きなコーディネートを見つけてみましょう✨

帯板

帯の下に入れる板です。

帯の下に入れることで、帯締めをしてもシワができず、綺麗にきまります。

帯板の種類

① 普通の帯板

板状になっており、帯2周目に帯の間に挟んで使用します。

長さは長いものや短めのものがあります。

細い人が長いものを使うと脇の後ろの方まで帯板がいってしまったり、

恰幅の良い人が短い帯板を使うと、脇の方に帯板がなく、シワの原因に。

② 両サイドにゴムがついている

帯を締める前に着物の上に巻いて留めます。

そのため帯を締めている最中は帯に集中できます。

長いものと短いものがありますので、自分の体にあったものを選びましょう。

ポイント☝️

自分の脇腹あたりまでの帯板がちょうど良い長さです。

③ ぐるっと1周ツルツルになっている帯板

通常帯は体の後ろで結びますが、前で結んで後ろにまわす方法があります。

ぐるっと回すためには、1周ツルツルの帯板を使うと綺麗に回すことができます。

クリップ2つ、仮紐1本

帯を締めるときに緩まないようにクリップを使います。

クリップは大きめが1つ、小さいのが1つがお勧めですが、

大きいクリップ2つでも大丈夫です!

ポイント☝️

帯を挟むため、クリップは2つのうち1つは大きめのものを用意しましょう☝️

また、帯の下線を決めるのに仮紐(モスリンなどの紐を代用)が必要です。

帯枕

帯の上端の形を作ったり、振袖の変わり結びの時に帯を支えるために使います。

幅、厚み、硬さはいろいろ種類があります。

振袖を着るときは厚みがあるものを使ったりします。

ポイント☝️

若い方はある程度厚みがあるもの、お年を重ねたら徐々に薄いものにしていくと良いでしょう☝️

帯揚げ

帯揚げは帯枕を包んで、帯の上端と着物の間を飾るためのものです。

帯枕は帯枕の紐でしっかりと固定しているため、

帯揚げは飾りのためガッチリ結ぶ必要はありません。

帯揚げはフォーマルなもの、カジュアルなものがありますので、

好みの帯揚げを探してみてください✨

帯締め

帯締めはお太鼓や帯が落ちてこないように固定する重要な役割があります。

帯締めの種類

① 平組

平に織られている帯締めです。

特に金糸などが使われているものは、「フォーマル」向きです。

② 丸組

丸状に織られています。これはカジュアル用となっています。

飾りがついているものも出てきています。

③ 振袖用

飾りや織が凝っていたり、片方が数本に分かれているものがあり、

飾り結びができるようになっています。

④ 三分紐

帯留を使うときに使用する三分幅の紐です。

草履・羽織もの

出かけるには絶対必要ですね❗️

今回は着付けをする道具に特化しているため省略させてもらいます👏

最後に確認📖

最終的に何が必要でしょうか。

○ 着物・振袖

○ 着物用長襦袢・振袖用長襦袢

○ 帯

○ 帯揚げ

○ 帯締め

○ 和装下着・肌着

○ 足袋

○ フェイスタオル2〜4枚、場合によって腰パッド

○ 半衿、衿芯

○ 紐3本、伊達締め2枚

○ 帯板・帯枕

○ クリップ2個、仮紐1本

 

リストを作成しました📖

必要なものをチェックするためにぜひ使ってみてください。

 

みなさん、どの程度手元にあったでしょうか❓

着物を着るための小物は人それぞれ好みがあると思います。

私こんなもの使っていて便利ですよ☝️というコメントありましたら、

下のコメント欄から共有していただけると幸いです✨

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございます👏

少しでも皆様のお役に立てたら幸いです✨

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